映画「プロメテウス」「300」「シェイム(SHAME)」などの代表作品で
有名な、マイケル・ファスベンダー (Michael Fassbender)。
マイケルの普段映画のスクリーンで見せない、私生活での性格、
人柄についてエピソードを交えてご紹介します。
音楽を演奏するのが好き
マイケルは2001年、24歳の時に、テレビドラマ「バンド・オブ・
ブラザース」で、俳優としてデビュー。
が、実はその頃、マイケルには別に追っていた夢が。
それは、得意のエレキギターでバンド・デビューすること。
しかしながら、なかなか必要数、バンドのメンバーが集まらず、やっとの
思いでショーを開いても、客の集客ができず、泣く泣く音楽の夢は断念。
でも、2014年、映画「フランク (Frank)」でバンドのボーカルを演じ、
「I Love You All」の曲で、自身の歌声を世の中に披露できたので、
本人も満足のようです。
F1の熱狂的な大ファン
車が好きで、12歳の時に祖父に連れられてF1レースを見に行って
から、20年以上もF1の熱烈なサポーター。
俳優になってからは、芸能界のコネを活かして、F1レースの裏舞台
を見れることが(芸能人になった)特典だと、笑って語ります。
その中でのも、同じくドイツ出身で、子供の頃からのヒーローだった
シューマッハと会えた時は、人生で一番感動し、嬉しかったと。
役作りにも、超ストイックに取り組む
そんなこんなで、
「てか、マイケルって、本当に俳優業が好きなのかな・・・。実は、
音楽や車関係の仕事の方が興味あって、演技って実はそれほど
でも・・・?」
と、心配になってしまいますが・・・
マイケルは、演技に対しても情熱が強く、良い映画を作り上げる
ため、生半可な気持ちで役作りに臨みません。
映画「ハンガー (Hunger)」では、役作りのため、身長183cm対して、
普段は73~79キロの体重を、医者の監督の元、短期間で14キロ
のダイエットを成功させ、59キロの激痩せ姿で撮影に備えました。
(普通の女の子より細いですよ!!!)
この減量体験について聞かれた際、
「欲しいものは何でも手に入るような、便利な今の時代だからこそ、
気付かなかった小さなこと、例えば、ちゃんと食事が出来ることへ
の有り難みや感謝が学べてとても良かったよ。」
と語っているマイケルを見て、演技にかける情熱もすごいけど、
それよりすごいのは、彼のこのポジティブさと性格の良さだなあ、
と感じました。
そう感じるのは、私だけじゃないらしく・・・
性格が良く、芸能界で芸能人からも好かれる存在
マイケルが主演を演じた映画、「悪の法則」のリドリー・スコット監督は、
芸能界で、本当にちゃんとしている俳優の数人の内に入る
とべた褒めしてるし(え、逆にそんなに嫌な俳優さんばっかなの!とビックリしましたが・・・)、
「危険なメソッド」のデヴィッド・クローネンバーグ監督は、
生き生きしてて楽しくて、面白いやつだ
と、マイケルと働いた人は、皆彼を絶賛しているのがメディアでも有名
な話なんです。