名盤「ライク・ア・ローリング・ストーン(Like A Rolling Stone)」、「風に
吹かれて」、「時代は変わる」などの数々のヒット・アルバムで有名な、
アメリカ出身の超有名な歌手、ボブ・ディラン(Bob Dylan)。
1941年生まれで、75歳という年齢にはとても見えないほど、昔の
若い頃と同様、現在も未だ、若々しくカッコいいディラン。
そんな人気者の彼を射止めた、ラッキーな妻ってどんな感じの美女
だったのでしょ?
ボブ・デイランの最初の妻
ボブ・ディランの初婚は、1965年で、ディランが25歳の時でした。
結婚当時の写真では、こんなに若くてベビーフェイスな奥さんですが、
なんと、ディランより2歳年上の27歳で、彼女にとっては再婚だった
んです。
しかも、ボブ・ディランと出会い、付き合い始めたのは、彼女がまだ
前夫と結婚中だった時。
彼女が、どれだけボブにとって魅力的な女性だったのが分かります
ね。
1965年に結婚して、1977年に離婚してしまうまでの12年間に二人に
は、4人の子供が誕生します。
そして、その結婚期間の間に、アルバム「欲望」、「血の轍(わだち)」
に、彼女との結婚生活をテーマにした数々の曲をリリースしたり、自
らの監督映画「Renaldo and Clara」に彼女を起用したりと、ボブの
クリエイティブな人生が、この一番目の奥さんとの恋愛からかなりの
影響を受けていたのがよく分かります。
ボブ・ディランの再婚のお相手
そんなボブ・ディランと、元妻の結婚生活が泥沼化し、ディランが36
歳の時に離婚になってしまいます。
その9年後の1986年、ディランが45歳の時に、今度は、13歳年下の
バック・シンガーの黒人女性と再婚します。
二人のツーショット画像。右手の女性が、ボブの再婚相手の美人
妻なんです・・・が、
悲しいことに、この二人の結婚も長くは続かず、二人の間に娘が
誕生した後、わずか6年後の1992年には離婚をしてしまうんです。
それ以上に悲しいことは・・・
当時まだ人種差別や人種間での問題が数多く取り上げられていたアメ
リカで、黒人女性と堂々と正式に再婚を発表するのが難しかったようで、
2001年にイギリスのジャーナリストが出版した本で、初めて、ボブが
黒人女性と再婚、そして2度目の離婚をしていたことが暴露されたん
です。
ボブも結婚当初、自分の口から発表したかっただろうに・・・
1990年に発表したボブのアルバム「アンダー・ザ・レッド・スカイ
(Under The Red Sky)」にも、こっそり二人の子供の名前(ギャビー)
がクレジットとしてひっそり載っていて・・・
でも、世間には正式に公表できなかったんだと思うと、なんだか
とっても切ないお話です。