「ロックンロールの神様」、「キング」と呼ばれ、代表作である名曲、
「ブルー・ハワイ」「ラブ・ミー・テンダー」「ハウンド・ドッグ」の他、
映画俳優としても有名なエルビス・プレスリー(Elvis Presly)。
42歳という非常に短い人生だったにもかかわらず、25年の芸能
活動の中で、32本の映画主演、800曲の歌を発表するという前代
未聞の記録を残している。
そんな天才スターと結婚した奥さんとは、どんな女性だったので
しょう?
未成年にもかかわらず、エルビスを虜にした美少女
エルビスは、1954年に芸能活動を開始した後、徴兵制に従い、
1958年から約2年間芸能活動を中断し、陸軍兵士として西ドイツ
で勤務していました。
その時に、現地で知り合った女性が、後にエルビスの妻となる、
プリシラ・アン・ボーリュー。
おお! いかにも、1950年代後半っぽい、っぽい!!
ほら、アメリカのテレビドラマ「奥さまは魔女 」のサマンサも、こんな
盛りまくった髪だったじゃないですか!
ん?でも、このプリシアって、顔自体は、キム・カーダシアンの妹、
クロエ・カーダシアンそっくりじゃありません?
さてさて、この、プリシラ嬢はドイツ人ではなく、同じくアメリカ人で、
エルビスと同じ軍に所属する将校の娘。二人とも軍で開催されて
いたパーティで、偶然出会ったのです・・・
が・・・!
なんと、当時プリシラはまだ14歳で、中学生。
一方のエルビスは22歳・・・
その年の差、なんと8歳!
真剣交際を世間に認めさせるため、二人は8年半付き合った後、
プリシラが22歳、エルビスが30歳の時に、ようやく結婚します。
こちらは、二人の結婚式のラブラブ写真。
こんなに嬉しそうで、デレデレしてるエルビス初めて見ましたよ!
けれども・・・
結婚後も、ロックスターらしく、モテモテだったエルビスは、女性
関係も派手で、彼の浮気や不倫に長年悩まされたプリシラ。
結婚直後に妊娠、一人娘のリサ・マリーを出産しますが、結局
夫婦仲はそれ以降も改善することなく、プリシラは結局、自身も
別の男性を選んでしまいます。
プリシラは、結婚からわずか6年後に離婚を申請し、二人の子供
(リサ・マリー)を引き取り、離婚が正式に決定した同年にその、
別の男性と秒速で再婚をし直します。
さすが、エルビスを14歳でトリコにした魔性の女。
最後は、エルビスをKOでノックアウトです。
離婚の話し合いが始まった1972年、エルビスは、そのつらい気持
ちを歌詞にし、2曲をリリースし、アメリカで名曲入りしています。
「別離(わかれ)の歌」 (Separate Ways) と
「オールウェイズ・オン・マイ・マインド」 (Always on My Mind)という曲。
こちらは、日本語訳すると、
「いつも君は僕の頭にいるよ」
という題名・・・って!!!
完全に同情の余地なしの、自業自得でしょ、エルビスさん・・・