【歌詞和訳・解説】アリアナ・グランデ、”ブレイク・フリーBreak Free”|隠された意味

オーストラリアの女性ラッパー、イギー・アゼリアとデュエットした

「プロブレム(Problem)」に引き続き、今度は、ゼッド(Zedd)との

共演で話題の「ブレイク・フリー(Break Free)」。

アリアナの声を初めて聞いた時に、その歌声に感動したゼッドが、

 

「この人のために音楽を作りたい!」

 

と、この「ブレイク・フリー」の作詞も製作も全て彼が担当したんだ

そう。

 

まさに、一目惚れならぬ、耳惚れ?

そんなゼッドのアリアナへの思いがいっぱい詰まった曲を、心を

込めてじっくり日本語に和訳してみますね~。



 「ブレイク・フリー(Break Free)」の曲に隠された意味

 

この曲は、今まで色んなしがらみやルールに縛られていたアリアナ

が、やっと「自分という人間がどんな人間か」ということを深く理解

することができ、自分を押さえつけていた問題を解決し、苦しい

過去からとうとう逃げ出すことができた、というな内容なんです。

 

 

注目したいのは、この曲が、ただ単に、

 

「ブレイク・フリー」=逃げ出す、逃れる、ハイ、オシマイ!

 

とだけ伝えようとしているわけでなく、「逃げ出す」という決意

遂にしたことによって得ることのできた自己成長や、至福感だった

りをも表そうとしていることです。

 

具体的には、

 

  • 今までジッと耐え続けることしか出来なかったことに対して、

遂に立ち向かうことよって、精神的に強くなれたし、真の

喜びを見つけるとが出来た

 

  • つらい過去に焦点をあて、そんな過去を繰り返さないと反面

教師にしつつ、それでも喜びに溢れている未来にも期待を

している、あくまでもポジティブな姿勢

 

といった、強いメッセージ性ですね。

 

・・・となると、絶対「元カレとの別れ」についてだろう!或いは、

今彼となんかあったの?」

 

 

と思いがちです・・・が、アリアナがラジオ番組のインタビューで

語ったところによると、この歌はあくまで、

 

「自分に自信が持てなかった、弱い過去の自分に対しての曲」

 

なんだそう・・・・

 

嘘でしょ~、いや~~~~~、ぶっちゃけ、

 

「自分に自信が持てなかった弱い過去の自分のせいでうまく

いかなかった恋愛に対しての曲」

 

の方が正しいのでは・・・う~ん、アリちゃん、アヤシイ!


「ブレイク・フリー(Break Free)」の歌詞の和訳・意味

 

欲しいなら、 奪おうとくらいしてみなさいよ。

先に言っとくべきだったわ。

隠そうとしたり、演技しようとしてみたけど、もうこれ以上は

あなたとはきっと無理だわ。

 

<サビ1>

自分の人生を楽しんで後悔しないように精一杯生きてみたい。

あなたのせいで、苦しんでつらいまま、自分の人生が終わっ

ちゃうのは絶対嫌!

だからお願い、今夜くらいもう嘘はつかないで。

だって、私、今日やっと「本当の自分が何か」ってはっきりと

分かることができたの。だからあなたの嘘もきっと簡単に

見抜いてしまうわ。

 

<サビ2>

遂に言う時が来たようね。もうあなたなんて私の人生に

必要ないって。そう、やっと強い自分になれた。

だから、今こそ自分を縛ってるあなたから逃れるの。

だってもうこれ以上耐えられないから。

出会った時のあなたは、もっと素晴らしい人で、思慮深い

ところもあったのに、なぜ今のあなたってこうなんだろう?

きっと私があなたの魔力にかかっていたせい。

まるで危ない熱にうなされて、猛スピードで恋の苦しみの

世界へ落ちていくところだっとわ。

 

<サビ1の繰り返し>

 

<サビ2の繰り返し

 

あなたに触れながら、生きている実感を噛みしめることが

できてたはずだったのに・・・

恋って盲目ね、私、かなり重症だったみたい。

自分の妄想の中では、あなたこそ運命の人って感じれてたのに。

でも、その妄想から目を覚ます度に思ったのは・・・

<サビ2の繰り返し

 


和訳後の一言P.S.

 

実はこの曲、英語の誤字が2点あります。

 

(Zeddではない別の)音楽プロデューサーが、面白がって、「こんな

感じの間違った英語で歌ってみよう!」ってノリだったらしく、アリアナ

は最初、「頭悪そうに聞こえるから」と、かなり嫌がってこの「ブレイク・

フリー」自体を歌うことを拒んでいたらしいです。

 

結局、アリアナが最終的に折れてこの歌を歌うことになって、この

曲が世にお披露目に。アブナイとこでした汗